新年度がスタートしました。何かしら新しいことが始まり、対応するのにエネルギーが要る時期ですね。
年度末の3月28日、ボクシングの村田諒太さんの引退発表がありました。
ボクシング大好き!という程ではないものの、村田諒太さんと井上尚弥選手の試合は観たくて、TV放送を楽しみにしていたマツモトです。もうTV放送では観られなくなって残念無念だけど、プ○イムビデオを申し込むまではしない「なんちゃって」(←死語⁉)ファンですが…。
金メダルを取ったオリンピックの時から応援はしてましたが、プロに転向なさってしばらくした頃、知り合いの方が村田諒太さんのお父様と親しい(もちろんご本人とも)ことが判明! マツモト自身は全くの無関係だというのに俄然親近感が増して、活躍を楽しみにしておりました。
昨年4月の最後の試合で負けてから約1年かけての決断だったとのことですが、会見での一問一答の新聞記事を読んで、やっぱりさすがだなぁと改めて思いました。
「―探し求めていた『強さ』は見つかったか。」という問いへの、
「強さの答えは出なかった。ボクシング人生で気づいたことは、自分が思ったよりも強くて弱く、思ったよりも美しい部分があり、醜い部分もある、ということ。(中略)俺ってこんなに汚くて弱いんだ、と気づいたことは、思ったよりも悪いことじゃなかった。克服するためのちょっとした向上心も見えた。葛藤しながらそれを引きずっていく。それが人生なのかな、と今は思っている」(3月29日 朝日新聞より)
との答えに、これぞ自己肯定だ!と。
「自分」の中には相反するものもたくさん含まれています。そのどれもを抱えこんで丸ごと認めて生きる、これはなかなかに難しいことです。
記事には「ボクサーとしては引退だが、引退という名のスタートだと思う」という言葉もありました。これからも村田諒太さんに心からのエールを送りたいマツモトなのでした。
年度末の3月28日、ボクシングの村田諒太さんの引退発表がありました。
ボクシング大好き!という程ではないものの、村田諒太さんと井上尚弥選手の試合は観たくて、TV放送を楽しみにしていたマツモトです。もうTV放送では観られなくなって残念無念だけど、プ○イムビデオを申し込むまではしない「なんちゃって」(←死語⁉)ファンですが…。
金メダルを取ったオリンピックの時から応援はしてましたが、プロに転向なさってしばらくした頃、知り合いの方が村田諒太さんのお父様と親しい(もちろんご本人とも)ことが判明! マツモト自身は全くの無関係だというのに俄然親近感が増して、活躍を楽しみにしておりました。
昨年4月の最後の試合で負けてから約1年かけての決断だったとのことですが、会見での一問一答の新聞記事を読んで、やっぱりさすがだなぁと改めて思いました。
「―探し求めていた『強さ』は見つかったか。」という問いへの、
「強さの答えは出なかった。ボクシング人生で気づいたことは、自分が思ったよりも強くて弱く、思ったよりも美しい部分があり、醜い部分もある、ということ。(中略)俺ってこんなに汚くて弱いんだ、と気づいたことは、思ったよりも悪いことじゃなかった。克服するためのちょっとした向上心も見えた。葛藤しながらそれを引きずっていく。それが人生なのかな、と今は思っている」(3月29日 朝日新聞より)
との答えに、これぞ自己肯定だ!と。
「自分」の中には相反するものもたくさん含まれています。そのどれもを抱えこんで丸ごと認めて生きる、これはなかなかに難しいことです。
記事には「ボクサーとしては引退だが、引退という名のスタートだと思う」という言葉もありました。これからも村田諒太さんに心からのエールを送りたいマツモトなのでした。
(文責 松本まゆみ)
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