
風邪も流行っている中、何人か欠席の方もいらっしゃいましたが、20名を超えるみなさまにご出席いただきました。
「心理ゲーム」は、心理学・交流分析の中でも大きな柱のひとつです。
“ゲーム”という言葉のイメージからは、一般的には何やら楽しげなものを想像されるのではないかと思いますが、交流分析の「心理ゲーム」は、楽しくない、こじれたやりとりのこと。
今回は特に、心理ゲームの特徴のひとつである「裏面のメッセージを伴う」というところを中心にお話ししました。
「日常の会話の中で、このようなことを行っていることに気づけ、よかったです。(H.Sさま)」
「自分自身が心理ゲームを行っていることに気づくことができた。
心理ゲームから抜け出す方法も学ぶことができた。(H.Uさま) 」
「ポイントをおさえた内容で、具体的だった。毎回わかりやすいです。(H.Hさま)」
「興味深い内容で、また勉強したいと思います。(R.Mさま)」
といったご感想をいただきました。
ご出席のみなさま、本当にありがとうございました。

心理ゲームでは、お互いに相手の「言葉の裏にある本音(交流分析では“裏面のメッセージ”と言います)」に反応して、心地のよくないやりとりを延々としてしまいがちです。
セミナーでは、心理ゲームのやり取りを実演してもらいながら、そこから感じられる(言外の)裏面のメッセージをみなさんに考えていただきました。
同じ実演を見て聞いてもらったのですが、そこから感じる“裏面のメッセージ”は人それぞれでした。
そこも大きなポイントだったりします。
「こんな言い方や表情には、きっとこんな言いたいことが裏にあるにちがいない」というものには、
必ず受け手の‟フィルター“がかかっているからです。
もしかすると、その裏面のメッセージ自体も受け手の思い込みかもしれないですし、もし感じた通りの裏面のメッセージが相手に込められていたとしても、「あえて気づかないふり」をして、表面のみのやり取りに変えていくことも可能かもしれないのです。
ただし、それは、かなり高度なテクニック!
交流分析をよくご存じの出席者の方からは、「単発のセミナーで、今回の内容は難解なのではないか」という鋭いご指摘もいただきましたが、実は、心理ゲームの授業は、全12コマの<交流分析マスター講座>の8番目と、かなり後半に当たる内容なのです。
「自我状態」や「交流パターン分析」「ストローク」といった内容を学んだ後には、
「なぜ心理ゲームをするのか」など、もっとくわしい内容や対処の仕方もより理解することができると思います。
今回ご出席いただいた方も、そうでない方も、「もっと深く理解したい」と思われた方は、ぜひ<交流分析マスター講座>の受講もご検討ください。

「コース受講前にもっと知りたい」という方には、「交流分析スポット授業」もご用意しています。
スポット授業のチラシとは別日程も可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今回のセミナーに出席いただいたH.Hさまからも
「心理ゲームの復習ができたり、気づきがあってよかったです。一回目より二回目、二回目より三回目というように、同じものでも気づきがあって不思議だと思いました。」
というご感想をいただきましたが、まさにその通り!
交流分析の内容は、何度聞いても新たな気づきがあったりで、聞けば聞くほどより深い気づきにつながっていきます。
こころセーフティネット協会の講師たちも、何十回も同じ授業を聞いてきた者ばかり。
自分たちのそんな思いから、「リピーター特待制度」もご用意させていただいています。
同じ授業は、二回目は半額、三回目以降は無料でご受講いただけます。
まずは初回から。
お問い合わせ・お申し込みをお待ちしています♪
文責:真方あゆみ
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