秋も日増しに深まり早朝の冷気に、少し身が引き締まる季節になりました。
福岡県下の公立高校では新型コロナウイルス感染症防止対策の徹底と、学びの保障との両立を図るべく先生方は日々奮闘されています。
そうした中、10月21日 某県立高校で「発達障害の生徒への支援」の職員研修をいたしました。
今回の研修は発達障害の知識を既にお持ちの先生方でしたので、その上での疑問、生徒の具体的な困り感、具体的な支援方法など17項目の質問を事前にいただき、それに答えていく方式の研修でした。
主な内容としまして
・神経発達症群について
・具体的なタイプとその特徴
・保護者への対応
・具体的な支援方法(忘れ物、コミュニケーション、グループ学習、他の生徒への働きかけ~etc)
・専門的力量形成について などをお伝えしました。
終了後のアンケートの中からいくつか紹介させていただきます。
・大変為になる内容ばかりでした。特に役立てたいと思った事は二次障害を絶対に引き起こしてはいけない事です。
・高校生のピアスや抜毛の事、自傷行為の事を具体的に知れて良かったです。
・保護者への対応の具体例が参考になりました。役立てたいと思います。
・生徒指導の言葉遣いや行動の1つ1つに活かす事ができると感じた。
・生徒の理解や障害という言葉の使い方が参考になった。
・多様な生徒を支える教員同士のコミュニケーション、ネットワークが重要だと感じた。
ほとんどの先生方から「良かった」という感想をいただき、石井も改めて研鑽いたします。
先生方の真剣な眼差しと、大きなうなずきが印象的でした。
ご多忙の中、ありがとうございました。
<文責:石井>
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