暑い暑い8月です。そしてパリオリンピックは熱かった!

パリは最高気温が30度を超えない程度らしくて、今回が酷暑と大雨の日本での開催でなくてほんとによかったと思うマツモトです。

オリンピックといえばメダルの行方が報道でも一番注目されるところですが、柔道や卓球なんかでは、決勝で敗れて取るのが銀メダル、3位決定戦で勝って取るのが銅メダルなんだよなぁ、てなことを以前から考えておりました。

金メダル最有力候補!などと期待を一身に受けて戦う重圧を思うと、こちらが息苦しいくらいです。

目に見える勝敗をつけるために競うのが「戦う」、目には見えない、病気や怪我や困難を克服するのは「闘う」なんだそうです。

選手は本番の戦いまでの間、ずっと闘い続けているんですね。苛酷なトレーニングで身体を鍛え上げ、心には、折れない強さと、立ち直る力や受け流す力といった柔軟な強さを併せ持つ…、想像をはるかに超えています。

身体を鍛えるやり方は(できるかどうかは別として)分かるけど、考え方とか性格は変わらないでしょ、と思う方が多いかもしれませんが、そんなことはありません。

交流分析の大きなテーマの1つに「自我状態(=心の状態)」があります。そして「自我状態」の講義では、思い込みや偏見とは?についても学びます。もしも自分の「思い込み」に気づいたとしたら。それだけで、自身の思考・感情・行動に変化が現れることは大いにありうるのです。

選手が闘い続けるための一番の力の源は、競技を好きな気持ちなのかなと思います。精神力・心のあり方がいかに重要なことか。明日(28日)からはパラリンピックです。アスリートの皆さまに心からの拍手とありがとうを! (文責 松本まゆみ) “こころぐ通信”は、こころセーフティネット協会にメールアドレスをご登録くださっている皆さまに毎月お届けしております。配信をご希望の方はメッセージ欄で、アドレスとお名前をお知らせください。協会のスケジュールやお知らせとともに、20日頃にメール配信いたします。