青葉の緑が日増しに濃くなり田植えの準備が進む5月です。
昔は田植えの時期には田んぼの周りを、手で掬えるほどメダカが泳いでいたものですが、今や野生のメダカは絶滅危惧種なんだとか。川の中ではメダカの学校は見られなくなっちゃったんですね…。

童謡「めだかの学校」の歌詞は、作詞家の茶木滋さんの幼い長男の言葉から生まれたそうです。ところが、以前に新聞で知って驚いたのですが、魚の群れを英語では「school」と言い、川を泳ぐメダカの群れは英語だとまさに「めだかの学校」なんだそうです。

他にもインドのタミル語に日本語と似た言葉がたくさんある、シンデレラに類する昔話が世界各地で語り継がれている、等など。これはただの偶然なんかではない、人智を超えた何かできっと繋がっているのだ!と思いたいマツモトです。

心の動きでも、一見関わりは無さそうなのに、禁止令や人生脚本を知ることで繋がりが見えてくるものがあります。

マツモトの場合「罪悪感」を使って自分の感情に蓋をする、「大丈夫です」と強がる、等のいろいろが禁止令「お前であるな」に繋がっていました。根深い禁止令からずっと目をそらしていたせいか、気づくのにはだいぶ時間がかかりました。けれどそこに気づいてから、自ら抱え込んでいたものの正体がやっと見え始めた気がします。

自分の心であっても、全てを把握することはなかなかできません。が、禁止令や自我状態、人生脚本など、交流分析の学びには心を軽くする手がかりがたくさんです。それをできるだけ多くの人にお伝えしたい。当協会の願いです。
来たる夏へ向けて身体を暑さに慣らしつつ、冷暖房を使わずにすむ好季節です。どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。 (文責 松本まゆみ)


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