一気に季節が進みました。ようやく涼しくなってやれやれとひと息ついてるマツモトです。が、冬が苦手な人にとっては、これからだんだん寒くなるのはストレスなのかもしれませんね。

「ストレス」とは実は「外部からの刺激(=ストレッサー)+ストレス反応」をひっくるめたもの。普段「ストレス」と言うと「ストレッサー=刺激そのもの」を指していることが多いかと思います。

ストレッサーは「物理的・化学的・生物的・心理/社会的」の4種類とされ、暑さ・寒さなんかは物理的ストレッサーになります。ストレス元として1番多いのはやはり、心理・社会的なものなんだとか。

ストレッサーに対して起こるストレス反応は千差万別。1つの物差しで測れるようなものではありません。

例えば、もし「仕事の遅い同僚がいる」としたら。どんなことが起こりそうでしょう。
・その人のフォローをさせられる→イライラする
・仕事量が違うのに給与は同じ→腹立たしい
・周りはその人を「仕事が丁寧だ」と褒める→やってらんない、と意欲低下
・アドバイスしてあげたら感謝され慕われている→好意的に感じる
・自分は直接関わることが無い→別に何とも思わない
等々、人や状況により様々な出来事・反応が考えられます。

「仕事の遅い同僚がいる」という刺激に対してどんな反応が起きるか、いわゆる「ストレス」になるかどうかは、まさに人それぞれというわけです。

心身に悪影響をもたらすような過度な「ストレス」には、早めの対処が望まれます。ストレッサーによって何が起きているか、ストレス反応の方に着目することで、対処法も見つかりやすくなるかもしれません。

良くないものと捉えられがちなストレス。でも適度なストレスは、集中力や問題解決能力を高めたり、克服した時に達成感・満足感をもたらす大事なもの。1つまみの塩(入れ過ぎ注意!)でココアの甘さがグンと引き立つように、人生の幸福度を高めるのに欠かせないものなのです。上手な解消法を見つけて有益な隠し味になるよう、ストレスと付き合っていけるといいですね。

夏の疲れが出たり、急な気温の変化が不調に繋がったりしやすい時期です。気づかないうちに頑張っている身体を、どうぞいたわってあげてくださいますよう。
(文責 松本まゆみ) “こころぐ通信”は、こころセーフティネット協会にメールアドレスをご登録くださっている皆さまに毎月お届けしております。配信をご希望の方はメッセージ欄で、アドレスとお名前をお知らせください。協会のスケジュールやお知らせとともに、20日頃にメール配信いたします。