年度末ですね。1年間の締めくくりのこの時期は、卒業や異動・退職に代表される別れの季節でもあります。

♫ピッカピカのいっち年生、のような輝く新生活の始まり!のイメージが強い春ですが、4月からの新しいスタートに向かうには「これで一旦ひと区切り」という、3月のほろ苦い「お別れ」を越えなければなりません。

ほろ苦いと言えば春野菜。菜の花やふきのとう・山菜などの春の野菜特有の苦みにはデトックス効果があって、寒い冬を過ごした身体を暖かさに向けてリセットしてくれるのだそうです。

心も同じように、3月のほろ苦さを感じるからこそ、区切りをつけて4月からの新年度へと向かえるのかもしれません。

旬を迎える野菜には、私達の身体を季節に合わせて整えてくれる働きがあります。いろんな野菜が季節を問わず買えるようになった現代ですが、自然の妙のありがたさを忘れずに、その時ならではの旬のお恵みを味わいたいものです。

時期を逃さないように味わう。そこにも心の働きと通じるものがあります。私達の心には日々さまざまな気持ちが沸き起こります。それをその都度きちんと感じることがとても大切なのです。フタをしたり目をそらしたりして感じないようにしていると、その気持ちはずっと残ったまま、いつまでもくすぶり続けることになります。

身体も、そして心でも3月ならではのほろ苦さをしっかり味わって、4月からの新年度へと向かってまいりましょう。 (文責 松本まゆみ) “こころぐ通信”は、こころセーフティネット協会にメールアドレスをご登録くださっている皆さまに毎月お届けしております。配信をご希望の方はメッセージ欄で、アドレスとお名前をお知らせください。協会のスケジュールやお知らせとともに、20日頃にメール配信いたします。