病理講座2昨日は、こころセーフティネット協会の<こころの病理講座ー前期>の開講日でした(^o^)/

猛暑の中、1期・2期とも皆さまおそろいで初日を迎えることができました。

講座の場所である「セルフ・エスティーム」は、こじんまりとした空間なので、わきあいあいと質疑応答も盛り上がり、あたたかな雰囲気のスタートでした♪

「こんな立派なテキストが!」と言ってくださる方もいらっしゃって、苦労して作った講師一同、感激でした。

1コマ目は、「ストレスと心身症」について。
ストレスが体に与える影響について、かなりくわしく紹介させていただいています。

「こんな症状がまさかストレスからくるなんて(゜o゜)」というものもたくさんあり、こころとからだのつながりについて、目からウロコの情報が満載です!


2コマ目は、アメリカの精神医学会が出している診断基準DSM-5の紹介と、「不安症群」について。

日本人はとくに不安を感じやすいとも言われていますが、不安とかかわるこころの病理として、「パニック症(パニック障害)」「社交不安症」「対人恐怖症」を取り上げています。
これらは認知されて新しいこともあり、誤解が多いのも実情です。
”性格の問題”と片付けられ、ご自分でも無理やり克服しようと何十年も苦しんで来られた方もたくさんいらっしゃいますので、知識をお持ちの方を増やしていくことは社会的にも意義が大きいと考えています。

そのほかにも、
・目の前でパニック発作が起きたらどうすればよいのか
・過呼吸の安全な対処法
・不安とつながりやすい認知の仕方の例
などもお伝えして、基本的なかかわり方がわかるような内容になっています。